機械設置（重量物）
機械器具の組立て等により工作物を建設し、又は工作物に機械器具を取付ける工事のことを言い、広く全ての機械器具類の設置に関する工事が含まれます。
具体的には、プラント設備工事、発電・変電設備工事、工場への機械据付工事、集塵機器設置工事、トンネル・地下道等の給排気機器設置工事、揚排水機器設置工事、サイロ設置工事、立体駐車設備工事などを行います。
仕事を知る
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※プラントとは
プラントとは一般的に、発電プラントや鉄鋼プラント、石油プラントなど、巨大な装置をもつ生産施設、エネルギー施設の事をいいます。プラント設備工事はその言葉通りです。
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※サイロ設備工事とは
サイロは米・小麦・とうもろこし・大豆等の農産物、家畜の飼料を蔵置・収蔵する倉庫、容器等のことを言います。それの設備工事です。
整備・点検・メンテナンス
機械メンテナンスは、現場全体の品質管理の中で最も重要なもののひとつです。社会的なニーズもあり、実務経験を積んで資格の取得も目指せます。点検箇所や部品寿命の見極めにはスキルが必要ですが、日々の点検から設備を見る目が培われ、機械・設備への理解も深まります。
大きく「定期メンテナンス」「予防メンテナンス」の2つがあり、定期メンテナンスは機械や設備を継続的かつ安定して稼働させるために、点検、修理、部品交換などの保全計画を立てて定期的にメンテナンスを施していきます。
予防メンテナンスは、機械や設備の安全稼働のために行うもので、部品がどれくらい劣化しているか等を調べて、交換が必要な部分に対してのみ措置を行います。
これらを行うことで機械・設備のトラブルを防ぐことができ、機械の寿命も延びて製造品質が安定します。また稼働率・生産能力もアップします。周辺部品や付帯設備の損傷を防いで、耐久性をアップすることも可能です。
鉄骨工事
鉄骨工事とは、柱や梁などの建物の骨組みを鋼鉄製の部材を用いてつくる仕事です。木材と比べ強度が高く、鉄筋コンクリートに比べて軽いことから、現在では大規模な建築物や橋梁のほとんどが鉄骨造となっています。
鉄骨は、あらかじめ設計・製造されたものを建設現場で組み立てます。クレーンを使って鉄骨を吊るし、仮ボルトやワイヤーで固定、高力ボルトで本締めし、さらに溶接作業で鉄骨同士を接合させ、強固な骨組みにしていきます。
鉄骨工は、構造的な専門知識、接合に用いる高い溶接技術が必要な職種です。
鉄骨の組み立てから溶接、設置まで幅広い技術を身につけることで、鉄骨工事の職人として長く安定して働くことができます。
改修・鍛冶工
古い建物を解体し、その場所をリセットする仕事です。リノベーションやリフォームといった改修・修繕工事においても、既存の部材を部分的に解体・撤去する必要があるため、建設工事を行う上で必ずといっていいほど解体工事が発生しています。都市が再生・発展する為に無くてはならない仕事ともいえますが、同時に環境・周辺住民に対していかに安心・安全に解体工事を進め、工夫しながら施工するかということが必要とされます。解体にはクレーンを使用したり、鉄骨などを切断する際には溶接装置を使用するため知識や技術も必要とされます。技術も日々進化しており、さまざまな工法が確立され実施されています。
